スワイプ型LPを作ったのに、なぜかコンバージョンが発生しない。その原因はCTAボタンの配置戦略にあるかもしれません。
スワイプ型LPでは、従来型LPとは異なるCTA設計が求められます。適切な配置と設計により、CTAクリック率が277%向上した事例もあります。特に「固定CTA」はスワイプ型LPならではの強力な武器です。
この記事では、スワイプ型LPで成果を出すためのCTA配置戦略とマイクロコンバージョンの活用法を解説します。
CTAボタンの色選び
ボタンの色は、クリック率に大きな影響を与えます。
効果的な色の選び方
- 背景色と対照的な色を選ぶ(白背景ならオレンジ、緑、青など)
- ページ内で他に使っていない色を使う(ボタンだけが目立つ)
- 一般的にクリック率が高いのはオレンジ、緑、赤
A/Bテストの事例
あるECサイトでは、CTAボタンを「グレー→オレンジ」に変更しただけで、クリック率が32.5%向上したという報告があります。
避けるべき色
- 背景と同系色(埋もれて見つけにくい)
- 薄い色・パステルカラー(目立たない)
- ページ内で多用している色(特別感がなくなる)
ボタンテキストの書き方
ボタンに書くテキスト(マイクロコピー)も非常に重要です。
効果的なテキストのポイント
| NG例 | OK例 | 改善ポイント |
|---|---|---|
| 送信 | 無料で資料を受け取る | 得られるものを明確に |
| 申し込み | 今すぐ無料で始める | ハードルを下げる |
| 詳細 | 3分でわかる資料を見る | 具体的な数字を入れる |
| 購入 | カートに追加して確認 | 次のステップを示す |
効果的なテキストの特徴
- 動詞から始める(「受け取る」「始める」「手に入れる」)
- ベネフィットを含める(「無料で」「今すぐ」「簡単に」)
- 具体的な数字を入れる(「30秒で完了」「5分でわかる」)
- 不安を取り除く(「いつでも解約OK」「クレジットカード不要」)
ボタンのサイズと配置
推奨サイズ
- 高さ:48px〜64px(指でタップしやすいサイズ)
- 幅:スマホでは画面幅の80%以上が推奨
- 角丸:4px〜12px程度(丸すぎず、角張りすぎず)
効果的な配置
- ファーストビュー内に1つ目のCTAを配置
- 長いLPでは複数箇所に配置(スクロールの区切りごと)
- スマホでは固定CTAボタンを画面下部に設置
注意
CTAボタンを増やしすぎると、どれをクリックすべきかユーザーが迷います。1ページに1種類のCTAに統一するのが基本です。
マイクロコピーの活用
ボタンの周囲に添える短いテキスト(マイクロコピー)も、クリック率向上に効果的です。
マイクロコピーの例
- 「登録は30秒で完了」(時間的ハードルを下げる)
- 「クレジットカード不要」(金銭的不安を解消)
- 「いつでも解約できます」(リスクを軽減)
- 「累計10万人が利用」(社会的証明)
- 「今だけ50%OFF」(緊急性を演出)
固定CTAボタンの効果
スワイプ型LPでは、画面下部に固定で表示されるCTAボタンが非常に効果的です。
固定CTAのメリット
- どのスライドを見ていても、すぐにアクションを起こせる
- CTAを探す手間がなくなる
- 「買う気になった瞬間」を逃さない
固定CTAのベストプラクティス
- 高さは60〜80px程度(コンテンツの邪魔にならない範囲で)
- 背景色をつけて視認性を高める
- 必要に応じて「〇枚目以降で表示」の設定をする
実践チェックリスト
- ボタンの色は背景と十分なコントラストがあるか
- ページ内で他に使っていない色か
- ボタンテキストは動詞から始まっているか
- ベネフィットや数字が含まれているか
- ボタンの高さは48px以上あるか
- スマホで指でタップしやすいサイズか
- ファーストビュー内にCTAがあるか
- マイクロコピーで不安を解消しているか
- スマホ向けに固定CTAを検討したか
まとめ
CTAボタンは、LPの成果を左右する最重要要素です。「目立つ色」「具体的なテキスト」「適切なサイズと配置」の3点を意識するだけで、クリック率は大きく改善します。
まずは現在のCTAボタンをチェックリストで確認し、改善できるポイントから着手してください。小さな変更でも、コンバージョンに大きな影響を与えることがあります。
この記事のポイント
- ボタンの色は背景と対照的で、ページ内で唯一の色を選ぶ
- テキストは動詞から始め、ベネフィットを含める
- 高さ48px以上、スマホでは幅80%以上を確保
- マイクロコピーで不安を解消する
- スワイプ型LPでは固定CTAが効果的