「スワイプ型LPはSEOに弱いと聞くけど、本当?対策方法はあるの?」
スワイプ型LPは画像中心の構成のため、従来型LPと比較してSEO面で不利とされています。しかし、適切な対策を施せば検索流入を増やすことは可能です。CVR248%向上、離脱率50%減という強みを活かしつつ、SEO対策も両立させる方法を解説します。
この記事では、スワイプ型LPのSEO課題と具体的な対策、そして効果的な周辺施策について詳しくお伝えします。
スワイプ型LPがSEOに弱い理由
まず、スワイプ型LPがSEOに弱いとされる理由を理解しましょう。
1. テキストコンテンツが少ない
スワイプ型LPは1画面1メッセージの構成で、ビジュアル中心です。そのため、検索エンジンが評価するテキスト量が従来型LPより大幅に少なくなります。
| LP形式 | 平均テキスト量 | SEO評価 |
|---|---|---|
| 従来型LP | 3,000〜8,000文字 | 高い |
| スワイプ型LP | 500〜1,500文字 | 低い |
2. 画像内テキストは認識されない
スワイプ型LPでは、キャッチコピーや説明文を画像内に埋め込むことが多いです。しかし、検索エンジンのクローラーは画像内のテキストを読み取れません。
3. ページ構造が特殊
スワイプ型LPのHTML構造は、従来型LPとは異なります。見出し階層(h1〜h6)やセクション構造が不明確になりがちで、検索エンジンが内容を把握しにくくなります。
重要な前提
スワイプ型LPのSEO対策には限界があります。スワイプ型LP自体での検索上位表示は難しいため、「LP本体の最低限の対策」と「周辺コンテンツによる集客」を組み合わせる戦略が現実的です。
スワイプ型LP本体でできるSEO対策
限定的ではありますが、スワイプ型LP本体でもできるSEO対策があります。
対策1:title・meta descriptionの最適化
基本中の基本ですが、title(32文字以内)とmeta description(120文字以内)は必ず設定しましょう。
- title:ターゲットキーワード+ベネフィット+ブランド名
- description:具体的な数値やメリットを含める
対策2:alt属性の設定
すべてのスライド画像にalt属性を設定することで、画像の内容を検索エンジンに伝えられます。
| NG例 | OK例 |
|---|---|
| alt="スライド1" | alt="スワイプ型LP CVR248%向上の実績データ" |
| alt="画像" | alt="化粧品ECのスワイプ型LP事例 離脱率50%減" |
| alt=""(空) | alt="スワイプ型LP作成ツールの使い方ステップ1" |
対策3:HTMLテキストの追加
視覚的に目立たない形で、HTMLテキストをページに追加する方法があります。
- 非表示テキスト:CSSで視覚的に隠す(ただしGoogleガイドライン違反のリスクあり)
- フッター説明文:LP最下部に商品・サービスの説明テキストを配置
- アコーディオン:「詳しく見る」で展開するテキストエリア
注意
完全な非表示テキスト(display: none等)はGoogleのガイドライン違反となる可能性があります。フッター説明文やアコーディオン形式で、ユーザーが確認できる形で配置しましょう。
対策4:構造化データの実装
構造化データ(Schema.org)を実装することで、検索エンジンにページの内容を明確に伝えられます。
- Product:商品LP向け(価格、レビュー等)
- Service:サービスLP向け
- FAQPage:よくある質問セクション
- Organization:会社情報
対策5:Core Web Vitalsの最適化
ページ表示速度はSEOの重要な要素です。スワイプ型LPでは以下を意識しましょう。
| 指標 | 目標値 | 対策 |
|---|---|---|
| LCP(最大コンテンツ描画) | 2.5秒以内 | 1枚目の画像を軽量化・プリロード |
| FID(初回入力遅延) | 100ms以内 | JSの最適化、非同期読み込み |
| CLS(累積レイアウトシフト) | 0.1以下 | 画像サイズを明示、フォント最適化 |
周辺コンテンツでSEO集客する戦略
スワイプ型LP本体でのSEO集客には限界があるため、周辺コンテンツを活用する戦略が効果的です。
戦略1:コラム・ブログからの誘導
SEO向けのテキストコンテンツを別途作成し、スワイプ型LPへ誘導する方法です。
- 対象キーワードで検索上位を獲得するコラム記事を作成
- 記事内にスワイプ型LPへのCTAを設置
- 記事→LP→CVというファネルを構築
例:「化粧品 おすすめ」で上位表示する記事を作成し、商品LPへ誘導
戦略2:FAQページの活用
よくある質問(FAQ)ページをHTML形式で作成し、スワイプ型LPと連携させます。
- ロングテールキーワードでの流入が期待できる
- 構造化データ(FAQPage)でリッチリザルト表示
- ユーザーの疑問解消→LP→CVの流れ
戦略3:事例・実績ページの作成
導入事例や実績をテキストコンテンツとして作成します。
- 「〇〇 事例」「〇〇 効果」といったキーワードで流入
- 具体的な数値(CVR248%UP等)を含めることで説得力UP
- スワイプ型LPへの誘導CTAを配置
スワイプ型LPとSEOの役割分担
効果的なWebマーケティングでは、スワイプ型LPとSEOコンテンツの役割を明確に分けることが重要です。
| 役割 | スワイプ型LP | SEOコンテンツ |
|---|---|---|
| 目的 | CV獲得 | 集客・認知 |
| 流入元 | 広告、SNS、内部リンク | 検索エンジン |
| コンテンツ | ビジュアル中心 | テキスト中心 |
| KPI | CVR、読了率 | 流入数、順位 |
ポイント
スワイプ型LPはCVR248%UP、読了率65%という「CVの武器」。SEOコンテンツは「集客の武器」。両者を組み合わせることで、検索流入→LP→CVの導線が完成します。
実践チェックリスト
スワイプ型LPのSEO対策チェックリストです。
LP本体の対策
- title(32文字以内)を設定した
- meta description(120文字以内)を設定した
- すべての画像にalt属性を設定した
- フッターに説明テキストを追加した
- 構造化データを実装した
- Core Web Vitalsを確認・改善した
周辺施策
- ターゲットキーワードのコラム記事を作成した
- FAQページを作成した
- 事例・実績ページを作成した
- 各ページからLPへのCTAを設置した
- 内部リンク構造を最適化した
まとめ
スワイプ型LPは画像中心の構成のため、SEOでの検索上位表示には限界があります。しかし、alt属性の設定、構造化データの実装、表示速度の最適化など、できる対策は確実に行いましょう。
より効果的なのは、SEO向けのテキストコンテンツ(コラム、FAQ、事例ページ)を別途作成し、スワイプ型LPへ誘導する戦略です。スワイプ型LPのCVR248%向上という強みを活かすために、適切な役割分担を設計してください。
この記事のポイント
- スワイプ型LPはテキスト量が少なくSEOに弱い
- alt属性、構造化データ、表示速度は必ず対策
- SEO集客は周辺コンテンツ(コラム、FAQ等)で補う
- LP=CV獲得、SEOコンテンツ=集客と役割分担
- 検索流入→コンテンツ→LP→CVの導線を設計